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12月06日-議案上程・説明・質疑-01号

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  1. 古河市議会 2022-12-06
    12月06日-議案上程・説明・質疑-01号


    取得元: 古河市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-30
    令和 4年 12月 定例会(第4回)         令和4年第4回古河市議会定例会会議録 第1号令和4年12月6日(火曜日)午前10時 零分開会 ○議長(鈴木隆君) 開会に当たり、一言御挨拶を申し上げます。 議員の皆様方には何かと御多用の中、令和4年第4回定例会に御出席を賜りまして、誠にありがとうございます。 既に報道されておりますとおり、俳優であり、また古河大使として幅広く御活躍をされておりました渡辺 徹様が御逝去されました。謹んで哀悼の意を表すとともに、心から御冥福をお祈り申し上げます。 今定例会におきましても引き続き感染防止対策を行いながらの開催となります。御承知おきを願いたいと思います。 それでは、慎重審議の上、議会運営が円滑にできますようお願いを申し上げ、簡単ではありますが、開会前の挨拶に代えさせていただきます。 開会に先立ちまして、針谷市長より発言を求められておりますので、これを許します。 針谷市長。 ◎市長(針谷力君) 皆さん、おはようございます。令和4年第4回古河市議会定例会の開会に当たり、御挨拶を申し上げます。 議員の皆様には日頃より市政に対しまして御理解、御協力を賜り、厚く御礼を申し上げます。 今回の定例会では認定1件、報告4件、議案17件の合計22件について御審議をお願いするものでございます。議案等の内容につきましては、提案理由の中でそれぞれ御説明したいと存じます。よろしくお願い申し上げます。                                     議 事 日 程 第1号  令和4年12月6日(火曜日)午前10時開議第 1 開  会                                     第 2 開  議                                     第 3 会議録署名議員の指名                               第 4 会期の決定                                    第 5 諸般の報告                                    第 6 請願・陳情付託の件                                第 7 市長報告                                     第 8 認定第22号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の報告及び承認を           求めることについて                               (提案理由説明、質疑、常任委員会付託省略、討論、採決)            第 9 報告第23号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第24号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第25号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第26号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について           (説明、質疑)                                第10 議案第73号 古河市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて            (提案理由説明、質疑、常任委員会付託・討論省略、採決)            第11 議案第74号 古河市職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整理に関する条例の制定につい           て                                     議案第75号 督促手数料廃止に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について        議案第76号 古河市手数料条例の一部改正について                     議案第77号 古河市印鑑条例の一部改正について                      議案第78号 古河市福祉、保健及び医療に関する施設の設置及び管理に関する条例の一部           改正について                                議案第79号 古河市公民館利用条例の一部改正について                   議案第80号 お休み処坂長指定管理者の指定について                   議案第81号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第6号)                 議案第82号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)     議案第83号 令和4年度古河市古河福祉森診療所特別会計補正予算(第2号)        議案第84号 令和4年度古河市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)          議案第85号 令和4年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)     議案第86号 令和4年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)         議案第87号 令和4年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)    議案第88号 令和4年度古河市水道事業会計補正予算(第2号)               議案第89号 令和4年度古河市下水道事業会計補正予算(第2号)                (提案理由説明)                               第12 散  会                                                                          本日の会議に付した事件日程第 1 開  会                                   日程第 2 開  議                                   日程第 3 会議録署名議員の指名                             日程第 4 会期の決定                                  日程第 5 諸般の報告                                  日程第 6 請願・陳情付託の件                              日程第 7 市長報告                                   日程第 8 認定第22号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の報告及び承             認を求めることについて                     日程第 9 報告第23号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第24号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第25号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について         報告第26号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について   日程第10 議案第73号 古河市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて    日程第11 議案第74号 古河市職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整理に関する条例の制定に             ついて                                   議案第75号 督促手数料廃止に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について        議案第76号 古河市手数料条例の一部改正について                     議案第77号 古河市印鑑条例の一部改正について                      議案第78号 古河市福祉、保健及び医療に関する施設の設置及び管理に関する条例の             一部改正について                              議案第79号 古河市公民館利用条例の一部改正について                   議案第80号 お休み処坂長指定管理者の指定について                   議案第81号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第6号)                 議案第82号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2             号)                                    議案第83号 令和4年度古河市古河福祉森診療所特別会計補正予算(第2号)        議案第84号 令和4年度古河市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)          議案第85号 令和4年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3             号)                                    議案第86号 令和4年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)         議案第87号 令和4年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2             号)                                    議案第88号 令和4年度古河市水道事業会計補正予算(第2号)               議案第89号 令和4年度古河市下水道事業会計補正予算(第2号)        日程第12 散  会                                                                        出 席 議 員    議 長   鈴 木   隆 君   │    12番   生 沼   繁 君    副議長   稲 葉 貴 大 君   │    13番   佐 藤   泉 君     1番   小 山 高 正 君   │    14番   落 合 康 之 君     2番   小森谷 博 之 君   │    15番   渡 辺 松 男 君     3番   古 川 一 美 君   │    16番   青 木 和 夫 君     4番   鈴 木   務 君   │    18番   園 部 増 治 君     5番   阿久津 佳 子 君   │    19番   長 浜 音 一 君     7番   靏 見 久美子 君   │    20番   赤 坂 育 男 君     8番   大 島 信 夫 君   │    21番   増 田   悟 君     9番   秋 庭   繁 君   │    22番   倉 持 健 一 君    10番   高 橋 秀 彰 君   │    23番   渡 邊 澄 夫 君    11番   佐 藤   稔 君   │    24番   黒 川 輝 男 君                                     説明のため出席した者   市  長   針 谷   力 君   │   福祉部長   安 田 隆 行 君                      │                      副 市 長   近 藤 かおる 君   │   健康推進   笠 島 幸 子 君                      │   部  長                                  │                      副 市 長   原     徹 君   │   産業部長   西 岡   聡 君                      │                      企画政策   野 沢 好 正 君   │   都市建設   武 井 孝 雄 君   部  長               │   部  長                                  │                      総務部長   長谷川   進 君   │   上下水道   小 木   久 君   兼 危 機               │   部  長               管 理 監               │                                         │                      財政部長   小 林 政 光 君   │   教  育   吉 田 浩 康 君                      │   委 員 会                                  │   教 育 長                                  │                      市民部長   山 根   修 君   │   教  育   田 中 秀 明 君                      │   委 員 会                                  │   教育部長                                                 議会事務局職員出席者   事務局長   福 田   猛 君   │   次長補佐   竹 内 鉄 夫 君   次  長   倉 持   豊 君   │   総務係長   梅 本 俊 明 君                      │                      次長補佐   鹿久保 智 代 君   │   議事調査   椿   智 文 君                      │   係  長                                  │                      書  記   新 江 和 貴 君   │   書  記   野 村 仁 美 君                                     令和4年12月6日(火曜日)午前10時 零分開議          〔議長鈴木 隆議員、議長席に着く〕 △日程第1 開会の宣告 ○議長(鈴木隆君) ただいまの出席議員は24名であり、定足数に達しておりますので、これより令和4年第4回古河市議会定例会を開会いたします。 △日程第2 開議の宣告 ○議長(鈴木隆君) 直ちに本日の会議を開きます。 △日程第3 会議録署名議員の指名 ○議長(鈴木隆君) 日程第3、本日の会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第88条の規定により、議長において園部増治議員、長浜音一議員、赤坂育男議員、以上3名を指名いたします。 △日程第4 会期の決定 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第4、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日から12月16日までの11日間といたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、今期定例会の会期は、本日から12月16日までの11日間と決しました。 なお、会期中の日程につきましては、お手元の令和4年第4回古河市議会定例会会期予定表により、あらかじめ御承知おき願います。 △日程第5 諸般の報告 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第5、諸般の報告をいたします。 地方自治法第121条の規定により、説明のため市長、副市長、教育長ほか各主管部課長の出席を求めてありますので、御了承願います。 次に、さきの第3回定例会以降、今期定例会に至る各種議長会等への出席状況につきましては、お手元の議員派遣一覧表・報告のとおりでありますので、御覧おき願います。 次に、監査委員から報告のありました令和4年8月分から10月分の例月出納検査結果につきましては、お手元の例月出納検査結果報告書のとおりでありますので、御覧おき願います。 次に、さきの令和4年第3回定例会において議決されました教職員定数改善及び義務教育費国庫負担制度堅持に係る意見書につきましては、令和4年9月16日付をもって各関係機関宛て提出をいたしましたので、御報告いたします。 以上、報告といたします。 △日程第6 請願・陳情付託の件 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第6、請願・陳情付託の件であります。 今期定例会において受理いたしました請願・陳情は、お手元の請願付託表及び陳情付託表のとおり所管の常任委員会に付託いたします。 △日程第7 市長報告 ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第7、市長報告であります。 この際、針谷市長より発言の申し出がありますので、これを許します。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 令和4年第4回古河市議会定例会の開催に当たり、古河市の主要な施策及び事業の執行状況等について、御報告いたします。 国は、急激な円安に加えて、エネルギーや物価高騰など、生活に関わる様々な課題への対策を講じる一方で、10月から全国旅行支援の実施やインバウンド規制の緩和など、新型コロナ対策社会経済活動の両立に向けた取組を進めています。 この秋は、新型コロナの影響により自粛していた市や地域団体が主催する多くのイベントが開催され、市内各所でにぎわいが見られました。新型コロナ感染対策を徹底し、関係団体の皆様や多くの市民の皆様の御協力により無事に終了できたことを感謝申し上げます。 新型コロナワクチン接種については、11月から従来型ワクチンを上回る効果が期待されるオミクロン株対応ワクチンに切り替えて接種を行っています。対象は、接種を希望する初回接種を終了した12歳以上の全ての市民の方で、市内医療機関及び県の大規模接種会場並びに市が開設する集団接種会場で実施しているところです。 また、あわせて未接種者に対する初回接種や、小児追加接種及び乳幼児初回接種も実施しておりますので、再度の感染拡大に備え、早めの接種の御検討をお願い申し上げます。 既に報道されておりますとおり、俳優の渡辺 徹氏が逝去されました。古河大使であり旧知の仲であった渡辺氏の突然の訃報に、驚きと悲しみを隠せません。 渡辺氏には、大使として平成19年度から市の魅力発信のため、メディアやイベントへの出演・講演など、本市のPRに多大なる御尽力をいただいておりました。 故人のこれまでの御功績に心より感謝を申し上げるとともに、謹んで御冥福をお祈り申し上げます。 それでは、以下、第2次古河市総合計画の施策体系に沿って、主要な施策等の実施状況及び進捗状況について、御報告させていただきます。1 市民協働について 10月24日から11月13日にかけて、市民参加まちづくりを目的に、「市長と語ろう まちづくり」を開催し、全7回で321人が参加しました。「官民連携地方創生」をテーマに、古河市の官民連携の取組を紹介し、市民の皆様とこれからのまちづくりに向けた活発な意見交換を行いました。 男女共同参画及びダイバーシティ社会を推進するため、秋のお祭り会場で「一行詩男女の詩」の応募作品への投票を呼びかけるなどの啓発活動を行いました。また、10月5日には県ダイバーシティ推進センターの職員を招いて、乳幼児を子育て中の市職員を対象に研修会を実施しました。働き方や家庭生活のあり方について改めて考えるきっかけとなり、育児休業取得率の向上につながることを期待します。 市民の市への愛着や誇りを醸成するとともに、市外における市の認知度向上を図るため、シティブランディングを実施します。「こが くらす」を合言葉として、古河市の価値が市内外で共感、共有していただけるものとなるよう、ブランド戦略の策定やブランドメッセージの開発、PRなどに取り組んでいきます。2 健康福祉について 重層的支援体制整備事業のうち、参加支援事業については、ひきこもり者及びその家族を主な対象者として、相談窓口を開設するとともに、対象者の社会参加を支援する個別プログラムを提供しています。民間事業所に委託して事業を実施しており、10月末現在で延べ358件の相談及び支援を行っています。 11月から、市と民間の支援団体等で組織する「生活困窮者支援プラットフォーム」において、コロナ禍物価高騰等の影響を受けている生活困窮者への支援方法を協議しています。協議された新たな取組は、年度内に試行的に実施できるよう検討しています。また、市内の子ども食堂実施団体とも連携、協働する体制を確保していきます。 現在、電力・ガス・食料品等物価高騰による影響を踏まえた支援を、国や県と連携して実施しています。 特に家計への影響が大きい住民税非課税世帯等の低所得世帯に対し、国の電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金として、1世帯当たり5万円を支給しています。対象となる世帯には市からプッシュ型で確認書を送付することで、お困りの方々へ確実に支給します。 また、困難に直面している低所得の子育て世帯に対し、県の生活応援特別給付金として、対象児童1人当たり5万円を支給しています。市では、事業の対象となる世帯のうち、申請が不要な世帯に対して、11月18日に給付金を支給しました。 さらに、市独自に市内の介護及び障害サービス事業所並び保育施設及び医療機関等の運営を支援するため、施設規模に応じて補助を行います。なお、支援に必要な補正予算案を本定例会に上程しています。3 教育文化について 文化施設整備事業については、(仮称)古河市新公会堂の整備に向けた検討報告書を9月に策定しました。この報告書に基づき、現在、建設候補地の選定や施設の規模・機能を盛り込んだ基本構想・基本計画を策定するための準備を進めているところです。 9月1日から古河第三小学校と古河第五小学校の給食室を学校給食センターへ統合し、給食の提供を開始しました。また、古河第三小学校においては、給食室を児童クラブとして整備する工事を9月から行っており、現在より定員を15名増やして令和5年度の開設を目指します。なお、既存の児童クラブ施設は令和5年度中に解体工事を行う予定です。 11月16日に、人権意識の高揚と、人権問題への正しい理解・認識を目的に、「人権について考える会」を開催しました。動画収録による小中学生の作文発表をはじめ、東洋大学准教授の小島貴子氏を講師に迎えた学習会では「アンコンシャスバイアスの外し方(無意識の偏見と決めつけ)から解き放される」をテーマに御講演いただき、教育関係者120人が参加しました。 7月に制作した篆刻美術館公式マスコットキャラクター「刻狸」が、「ミュージアムキャラクターアワード2022」でホームページ上の投票の結果、9月に新人賞を獲得し、総合で4位に輝きました。今後、刻狸クリアファイルをはじめとするミュージアムグッズを制作・販売し、篆刻及び篆刻美術館のさらなる周知・普及に努めます。 博物館施設が密集する駅西地区の活性化を図るため、各種イベントの開催やミュージアムグッズの開発・販売を行っています。12月10日には博物館見学ジャズコンサート複合イベントを開催します。また、古河文学館では、今年で15回目を迎えた公募企画「1ページの絵本」について、38都道府県から過去最多7,200点余りの応募がありました。12月18日には入賞者の表彰式を実施する予定です。 11月3日に、体験型スポーツイベントとして「スポーツフェスタ古河2022」を初めて開催しました。当日は、個人やグループなど約4,000人が来場し、トップアスリートとともに22種目の幅広い競技の体験を通じて、スポーツに親しみを持っていただき、来場された皆様の健康増進を図ることができました。4 産業労働について 10月から11月にかけて、「古河関東ド・マンナカ祭り」、「さんさんまつり」、「古河よかんべまつり」などのイベントが開催され、多くの来場者でにぎわいました。新型コロナ等の影響により久しぶりの開催でしたが、今後も企業や出店者など参加された皆様の御協力により、地域産業の振興と、民俗芸能の保存・継承が持続できることを期待しています。 「道の駅まくらがの里こが」における冬場の来場者の増加と域内経済の好循環拠点となることを目指して、大型クリスマスツリーを12月26日まで展示しています。11月19日の点灯式を行ってから、これまで多くの来場者に楽しんでいただいています。今後も様々な工夫やサービスを提供し、より一層の魅力度向上に努めていきます。 10月20日に東京区政会館で行われた「茨城ふるさとフェア」において、地元のバラや野菜等のPR販売を実施し、1時間足らずで完売しました。今後も、季節ごとに青果物銘柄産地の指定を受けている農産物や地場産品のPRを行い、消費宣伝活動による知名度向上を期待しています。 農業用資材の価格高騰による農家への影響を緩和するため、農業用廃プラスチックのリサイクル処理費用を、今年度に限り、市が全額負担することで農業事業者の負担を軽減します。農業経営の安定化と農業用廃プラスチックのリサイクル化を推進するため、支援に必要な補正予算案を本定例会に上程しています。5 生活環境について 10月30日にコスモスプラザにおいて、三和北中学校区の住民を対象とした地域防災訓練を行い約300人が参加しました。震度6強の直下型地震の発生を想定した災害図上訓練を行い、防災活動の円滑化、協力体制の強化を図りました。また、屋外では起震車や車中避難体験などの展示ブースを設置し、防災知識の普及啓発を行いました。 地球温暖化対策事業について、令和4年度から13年度までの10年間を計画期間とする「第2次古河市地球温暖化対策実行計画」を策定しました。本計画は、市の公共施設や小中学校を含む全施設と全部署を対象とし、職員一人一人が温室効果ガスの排出削減の取組を進めていく指針となるものです。引き続き、2050年のカーボンニュートラルに向けて取り組んでいきます。 10月29日にユーセンターKI防水において、全国空き家アドバイザー協議会茨城県古河支部と協力して「空き家セミナー」を開催し106人が参加しました。セミナー終了後には、空き家に対する疑問や不安を解消するため、司法書士や建築士などの専門家による個別相談会を実施し、13組の相談がありました。 下水道の普及促進の一環として、9月10日の「下水道の日」に合わせ、三和庁舎にて9月10日から16日まで展示会を開催しました。下水道をテーマとした展示会は初めての試みであり、市内に設置されているデザインマンホールや、昨年度下水道コンクールの市内小中学生の入賞作品などを展示し、670人が来場しました。 また、10月9日には、「古河関東ド・マンナカ祭り」の会場において、明るい選挙推進協議会と選挙管理委員会が協力し、市内に設置している6種類のデザインマンホールの蓋を候補者に見立てた模擬投票を行い、975人が投票しました。将来の有権者である若者の関心を引くことで、選挙の投票率向上につながることを期待します。 市民や事業者の皆様の負担を軽減するため実施している水道基本料金免除の期間を12月検針分まで延長します。免除総額は、約2億7,000万円を見込んでおり、引き続き市民の皆様の安定した生活と事業者の事業継続を支援していきます。6 都市基盤について 古河駅東部土地区画整理事業については、大街区北側の135街区3.8ヘクタールで行っていた事業者公募において、優先交渉権者として伊藤忠商事株式会社、株式会社丸増のグループに決定し、12月末の協定書締結に向け、準備を進めています。また、大街区南側の143・145街区については、古河警察署の移転に向け、県警等の関係機関と今後のスケジュールについて協議を行っているところです。 古河公方公園の花桃については、美しい桃林に磨きをかけ、日本一の花桃の里となるよう、2,000本の桃林を目指し、企業版ふるさと納税を活用しながら、計画的に植栽を実施していきます。 新4号国道アクセス道路整備事業については、新4号国道から野木町総合運動公園までの道路を新設し、古河市北東部から野木町までの通勤通学路を確保するものです。国庫補助金等を活用して財源確保しながら、令和7年度の事業完了を目指し、整備を行います。 幹線道路新設改良事業については、思案橋通りと国道354号を結ぶ道路で、東北新幹線東側の市街化区域に位置しています。歩行者等の安全確保と交通利便性向上を図り、また、市街化区域の土地利用の促進に向け、令和6年度の事業完了を目指し、整備を行います。 身近な生活道路の整備について、10月末現在で、道路改良工事8路線、道路補修工事4路線、舗装補修工事9路線、簡易舗装工事1路線、測量業務11路線を発注し、側溝清掃や水路清掃のほか欠損部補修239件を実施しました。今後も、安全で快適な生活道路の整備や維持管理に取り組みます。7 行財政について 株式会社デイトナ・インターナショナルと協働で行う地方創生事業として、古河市オリジナルデザインを用いたふるさと納税返礼品を11月から展開しています。市と&FREAK.(アンドフリーク)がコラボレーションした返礼品で魅力を発信し、市の知名度向上と交流人口の拡大を通じて、地方創生を推進します。 また、&FREAK.では12月17日から1月29日にかけて、市出身フォトグラファーRKこと小菅亮輔氏の監修による個展「FREAK(フリーク)」を入場無料で開催します。世界で注目される日本人アーティストの一人であるRKの、幻想的な色彩で切り取る作品を御覧ください。 IT機器の普及による情報格差の解消に向けて、地元民間企業と連携しながら対応を図るため、9月26日に株式会社サンオーコミュニケーションズと「デジタルデバイド解消に向けた連携に関する協定」を締結しました。今後は、住民のICTリテラシー向上のため、相互に連携して取り組みます。 具体的な取組としては、65歳以上の方を対象に、12月から2月にかけて各地区でスマートフォン講座を予定しており、12月は古河地区で開催します。講座では、今後の公共サービスのデジタル化を見据えて、市公式LINEの利用方法やマイナンバーカードの申請方法などについて学べます。 今年度末までに、国が掲げるほぼ全ての国民がマイナンバーカードを取得する目標の実現に向け、庁内で一丸となって取り組んでいます。10月から市内商業施設等での出張申請サポートを開始したほか、証明書のコンビニ交付促進に向けて「コンビニ交付10円キャンペーン」を2月に開始するため、関連する条例改正案を本定例会に上程しています。 市民総合窓口の改善・改革について、9月13日に民間提案制度により選定した株式会社セゾンパーソナルプラスと提案内容の事業化に向けた協議を行う協定書の締結を行いました。今後、市民サービス向上のため、官民で連携し必要な調査・検討を進めていきます。 市公式LINEは、自身のスマートフォンにタイムリーに情報が届き、受信設定で必要な情報を選択できるため、現在約3万5,000人の登録があります。市公式アプリ「コガノイロ」については、LINEの登録者数の増加と、各機能が代替できるため、今年度末をもって運用を終了する方向で進めており、今後も効果的な情報発信のため、LINE機能の充実を図ります。 以上、現在実施している事業等について、御報告させていただきました。 師走を迎え日に日に寒さが厳しくなりましたが、年末の風物詩となる「古河提灯竿もみまつり」が3年ぶりに開催されました。これまで新型コロナの影響により季節ごとのイベントも自粛しておりましたが、こうして再開できることは、市民の皆様の感染対策への御理解と御協力によるところが大変大きいと感じています。 国は、新型コロナの再度の感染拡大に警戒するとともに、この冬は季節性インフルエンザワクチンの需要の高まりへの備えもしています。市でも、今年度に限り小児用インフルエンザワクチンの接種について、増額助成を行っています。引き続き、新型コロナに対する正しい理解と、基本的な感染対策の徹底をお願いします。 議員各位をはじめ、市民の皆様のより一層の御理解と御協力をお願い申し上げ、市長報告とさせていただきます。 令和4年12月6日、古河市長針谷 力。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、市長報告を終了いたします。
    △日程第8 認定第22号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第8、認定第22号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の報告及び承認を求めることについてを議題といたします。                                               〔認定は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 認定第22号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第5号)の専決処分の報告及び承認を求めることについて提案理由を申し上げます。 本件は、国の緊急経済対策に伴い、住民税非課税世帯に対し1世帯当たり5万円の電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金の支給に要する経費について所要の措置を講ずるほか、「こが くらす」推進プロジェクトに要する経費、低所得の子育て世帯への特別給付金の支給に要する経費等について補正予算を定める必要が生じましたが、議会を招集する時間的余裕がなかったため、地方自治法第179条第1項の規定に基づき専決処分により補正予算を定めましたので、同条第3項の規定により報告し、承認を求めるものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、順次質疑を許します。 初めに、3番古川一美議員。 ◆3番(古川一美君) 古川でございます。よろしくお願いいたします。 まず、こちらの「こが くらす」推進プロジェクトに要する経費ということで、議案書の9ページのところに古河市ブランド戦略立案及び実施委託料ということで8,500万円の補正が計上されています。この件について質疑をさせていただきたいと思います。3点ございます。 1点目なのですが、かなり大きな予算の金額になると思いますので、専決処分にした理由、緊急性があるのかどうかという御説明をお願いしたい。 それから、2つ目は委託先、3つ目は委託内容について御説明をお願いいたします。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 野沢企画政策部長。 ◎企画政策部長(野沢好正君) ただいまの古川一美議員の御質疑にお答えしたいと思います。 まず、質疑が3点ございまして、1点目、専決処分にした理由でございます。今回専決補正を判断した理由ですが、結論から言いますと、スケジュール的な問題が一番大きい問題でございました。今回ブランド戦略としまして、市全体で取り組むためにどのような手法がよいか検討をしてまいりました。令和6年度4月よりブランド戦略を実施するためにスケジュールを逆算してみますと、令和5年当初予算に計上しても1年度間では事業が完了できないということが見えてまいりました。また、今定例会12月補正でスケジュール的にも間に合わないということが判明しまして、専決補正を含む選択をし、早期に事業を進めることとしました。 なお、令和4年度に事業実施をすることで地方創生臨時交付金の活用が可能になる可能性があるということで、財源確保の観点からも今年度着手をするという判断に至りました。 続いて、2点目でございます。委託先ということでの御質疑でございました。本事業に関しましては、公募型プロポーザルを実施しまして、11月21日に優先交渉事業者のほうが決定いたしました。しかしながら、まだ契約に至っておりませんので、現時点としてはあくまでも優先交渉事業者ということで御報告させていただきますが、株式会社読売広告社が優先交渉事業者となりました。現在株式会社読売広告社と契約締結に向けまして、仕様書の調整等を含め、準備を進めております。 3点目の御質疑、委託内容につきましては、繰り返しになりますが、現在仕様書の内容を調整中でございまして、正確には固まっておりませんが、参考までに、予算計上の際に検討しました項目が、大きく2つございますので、それについてお話しさせていただきます。 大きく、プラニングとプロモーションということで、2つを掲げました。プラニングにつきましては、市民意識調査や市民ワークショップ、それを踏まえましてブランド価値の構築、そして基本戦略策定等になります。プロモーションにつきましては、市内外へのPRや、提案事業者の独自の提案なども見込んでおります。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 古川一美議員の2回目の質疑を許します。 ◆3番(古川一美君) ありがとうございます。専決処分にした理由のところは分かりました。 内容についてなのですけれども、以前この「こが くらす」に対して原副市長の御講義があって、その議事録も出ていましたので、改めて見せていただいたのですが、その御講義の中でも2点あるということでおっしゃっていました。 PRのところはそうなのですけれども、「こが くらす」というわけで、 事業かどうかという、そこの策定というか、そういうものも入っているということが御講義の中でお話しされていたと思うのですが、このプラニングの戦略の中に、例えば各庁でいろいろと事業として取り組むこともあると思うのですけれども、個別の事業の立案といいますか、企画というか、そういうものも入っているという理解でよろしいのでしょうか。全体的なコンセプトということなのか、その辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 原副市長。 ◎副市長(原徹君) おはようございます。ただいまの古川一美議員の御質疑にお答えいたします。 おっしゃるとおり、「こが くらす」というものにつきましては、市全体の考え方とこちらも設定しておりますし、やはり「こが くらす」という言葉自身を市民の皆様が感じていただくためには、単なる気分的なものだけではなくて、市政、その他市のいろいろな取組も含めて感じていかなければ、このブランドというのは成立しないと考えておりますので、そういったことを含めて全体的に考えております。 また、この「こが くらす」についてのブランドの考え方が決まり次第、庁舎内の課長クラス、部長クラスに対しても、その内容について研修をしていくということも今想定をしておりますので、そこも1つ大事なポイントだと思っております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 古川一美議員の3回目の質疑を許します。 ◆3番(古川一美君) ありがとうございます。では、その個別の事業に関しては、この委託の中には入っていないということなのですが、全体的な計画とかブランディング戦略をして、それを各課に周知をして、それを具体的に事業化していくのは各課がやっていくということで、そこまでは委託の中には入っていないということでいいのでしょうか。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 原副市長。 ◎副市長(原徹君) ただいまの古川一美議員の御質疑にお答えします。 具体的に事業まで落とすような話ではなくて、先ほども申しましたとおり、事業の面で市民の方が「こが くらす」というイメージを持たれるようなことをどうやってつくっていくかというのは、市役所の中でつくっていくというような考え方になります。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 以上で、古川一美議員の質疑は終了いたしました。 次に、9番秋庭 繁議員の質疑を許します。 ◆9番(秋庭繁君) おはようございます。私のほうからは、先ほど古川一美議員からお話があって、大体この間の経過というのは野沢企画政策部長の説明で分かりましたので、そこは省かせていただいて、先ほど野沢企画政策部長のほうからスケジュールの関係、あるいは1年目でできない、財政の関係ですね、地方創生臨時交付金の交付を受けるということが言われたのですが、3点お聞きします。1つは議案書の5ページの総務費のシティプロモーション推進事業の関係と、それから9ページ、10ページにわたる価格高騰対策、国と県の支援についてお聞きしたいと思います。 1つ目は、シティプロモーション推進事業について8,500万円という金額は高いのかと。これは何に使うのかというのは私もちょっと疑問に思ったのですが、金額そのものが相当高い金額だなと思っているのですが、その辺についてもう少し詳しく教えていただきたい。 それから、もう一つは価格高騰対策、国と県両方あるわけですが、総務費と民生費とこれの対象世帯数、その辺について最初にお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 野沢企画政策部長。 ◎企画政策部長(野沢好正君) 秋庭 繁議員の御質疑にお答えさせていただきたいと思います。 まず、1点目の予算額8,500万円の件でございますが、今回予算を計上する際に、まず古河市としてどういうことに取り組もうかということで検討をしてまいりました。その際、委託費がどのぐらいかかるのかというのが分からなかったものですから、他自治体の似たような事例等も参考にしながら、それぞれ聞き取り等をしまして、おおむねこのぐらいなのだろうということで計上したのが経緯でございます。 また、今回優先交渉事業者を決めるためにプロポーザル方式をさせていただきましたが、7つの事業者から企画提案がございました。全ての事業者とも8,500万円に近い金額を提案してきたということからも、ある程度このぐらいの数字になってしまうかなというのが私どものほうの考え方でございます。 それと、続きまして価格高騰の支援給付金の関係で、まず対象の世帯数ということでございますが、今回の対象というのは住民税均等割の非課税世帯、それと家計急変のあった世帯を支援するための給付金でございまして、非課税の世帯数でございますが、基準日が令和4年9月30日でございます。その時点で1万2,718世帯と見込んでおります。予算は少し大きく出ていますけれども、この1万2,718世帯、この世帯に対し確認書のほうを10月末から送付したところでございます。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆君) 次に、安田福祉部長。 ◎福祉部長(安田隆行君) 秋庭 繁議員の御質疑にお答えいたします。 茨城県低所得の子育て世帯に対する生活応援特別給付金事業費補助金につきまして、対象となる世帯でございますが、予算上は3,500世帯を見込んでおります。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の2回目の質疑を許します。 ◆9番(秋庭繁君) シティプロモーション推進事業の予算の関係で言うと、どのぐらいかかるか分からないと。大体の形で出されたということですけれども、私が先ほどの古川一美議員の質疑に対する説明と、この間、今後の取組というのを考えてみたときに、やはりちょっとあべこべのような気がしているのです。やはりブランド化というか、市民にきちんと、古河市とは何か、「こが くらす」というそういう言葉が定着をする、そのことを求めていくと思うのです。そのことによってはじめて市民全体が共有できると。そして、それが外に広まっていって、古河市というのはすばらしいまちだなというふうになっていくのだとすれば、まず最初にやはり、市民が何を求めて、あるいはどんなものをブランドというか、古河市のここはいいところだ、大切なところだと思っているかどうかをまず掘り起こすのが先ではないのかなと思うのです。そのために、この間、古河市としては基本計画で、最近新しいのでは「華のある都市(まち)古河」、しかしその前の取組などを見ると、都市基盤部会などいろいろなところでつくられた議論の場、これは古河市の中で古河市の歴史と風格を生かした魅力あるまちづくりを進める、それから自然に親しめる環境をつくる。総合計画の中でこれをつくる上で、様々に議論されてきた経過があると思うのです。そういう中で、農商工のよさを生かした集約型のまちづくり、あるいは古河市の歴史と風格を生かした魅力あるまちづくり、それから古河市周辺の魅力、まちづくりをどう進めるかとか、自然に親しめる環境とかと、様々なこういうふうに出してきたものの中から、やはり古河市の魅力って何なのかと。そこが共有できないと、やはり本当のまちづくりというか、「こが くらす」というか、古河市に生まれ、古河市で育ち、古河市で暮らしてよかったというものになっていかないのではないかと。そういう点では、ぜひそこの掘り起こしからまず始めていただくことが大事かなと思ったので、その辺について副市長として今後の取組の在り方をもう少し時間をかけてもいいのではないかと。 それから、私が原副市長に期待したのは、実は長浜音一議員からの、古河市についてどう思いますかと職員像を聞かれたときに、問題解決には優れた能力を持っていると。しかし、その先にある課題解決、魅力的なまちづくりという目標に対して、この課題をどうしていくのかという点ではもう少し能力が必要だと。原副市長、そのときに、問題解決能力というものについては民間企業のほうが備えているかなと感じている、私に期待されているのは、民間企業で養いました経営感覚やスピード感覚、加えて自分の仕事をいかに魅力的なまちづくりにつなげていくのかというふうに答えられたのですから、そこをぜひ発揮をしていただきたい。やはりそこが、原副市長の思いと、それから職員の皆さんの今後の在り方というか、能力がどんどん上がっていく、あるいは気づきがもっともっと広まっていくことによって魅力あるまちづくりにいくのではないかと思っているのですが、その辺についてお聞かせいただきたい。 それと、一応期限があって、急いでいろいろつくろうとすることは分かるのですけれども、そこが抜けてしまっては、やはり一過性のものになってしまう。やはり継続性、あるいはずっと親しまれていく、そういうものを残していただきたいなと思っているので、そこについて原副市長の意見をお聞かせいただきたい。 それから、もう一つは価格高騰対策と、それから県の支援策です。それぞれの世帯数は分かりました。先ほど針谷市長からも、これらに関して障害者施設や保育施設への市としての支援というお話もありました。ぜひここの価格高騰というのを……異常ですよね。賃金が30年間も上がらない中で、物価だけが急激に上がっていくというところを考えると、やはり国や県はそれなりにきちんと施策を打ってきたという点から考えると、古河市も施設だけではなくて、直接困窮世帯に届く、そういう支援策というのも必要なのではないか。昨年私は福祉灯油、困窮世帯に対する1万円をとお願いをしましたが、快い返事はありませんでした。ぜひそういう点では、市としても改めて国県、そして市も、具体的に個人に届く、そういう施策を考えるべきだと思うのですが、これについて市長として、やはり施策は、原副市長言われるようにスピード感が必要だと思うのです。必要なときに必要なものが届く。そういう観点で、市長としてもう少し具体的な支援策が古河市としてないのかどうか、その辺についてお聞かせいただきたい。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 針谷市長。 ◎市長(針谷力君) 9番秋庭 繁議員の質疑に、以下お答えをさせていただきます。 コロナ禍における物価高騰に伴う古河市独自の支援事業というものは必要なのではないかというお話でございます。具体的な例を申し上げさせていただきます。古河市独自ということで申し上げれば、金額的に大きいものからすれば、コロナ禍における物価高騰に伴う生活支援及び事業者支援として水道基本料金を免除させていただいています。何億円という、実際にお金がかかっているのが現状でございます。 また、個別のということでのお尋ねですので、幾つか具体的な事例も挙げさせてください。運送事業者等事業継続支援事業、こちら9月補正で上げさせていただきました5,000万円、民間特別保育・公立保育所運営事業、こちらも9月補正で約2,800万円、センター方式給食・自校給食施設管理事業、こちらも9月補正で約5,000万円、介護・障害・保育施設医療機関等物価高騰対策支援事業ということで、今回の補正で約9,500万円、農業用廃プラスチック収集対策事業、こちらも今回の補正ということで、約1,300万円という形で具体的な施策展開を古河市としても行っているところでありますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 ○議長(鈴木隆君) 次に、原副市長。 ◎副市長(原徹君) 先ほどの秋庭 繁議員の御質疑にお答えさせていただきます。 まず、今回優先交渉事業者になりました株式会社読売広告社に関しまして、選定理由についてちょっとお話をさせていただきたいと思います。今回優先事業者になった株式会社読売広告社は、市民の一人一人が思い描く古河市のよさを拾い上げ、極端に言えば、14万市民の14万通りの古河市の好きなところを掘り起こし、一人一人が広告塔となって古河市のよさをPRする手法を御提案くださった点を評価し、優先交渉事業者に選定しました。先ほど秋庭 繁議員のほうからお話がありましたとおり、市民一人一人の古河市に対する魅力というのを掘り起こすべきというお話を頂戴しましたけれども、まさにそのとおりの提案をいただけたというのが今回の選定事業者ということになっております。 8月に皆様にお話をさせていただきましたけれども、あえて私はそのとき「PR戦略」という言葉は使いませんでした。「ブランド戦略」という言葉を使わせていただきました。PR戦略、よくある、自治体で観光や特産物、その1点のみで突破をしていくということは、この古河市ではないよというお話もさせていただきました。これは、1つの強みを選択してしまいますと、残りのものというのがなかなか世の中に出てこない。古河市というのは様々な魅力がある。でも、1つだけでは突破できない。でも、全てが平均点以上というお話をさせていただき、オール古河で闘うべきというお話もさせていただきました。1つだけ選びますと、古河市民の方は、古河市の魅力ってそれだけではないよなと多分おっしゃると思います。 現在、私がこの「こが くらす」に関して目指している部分、今考えていることを簡単に申し上げますと、市民一人一人が市に持つ愛着をまず顕在化させます。それを「こが くらす」と呼びましょうよという構造をつくっていこうと思います。そして、それをどんどん集めていきます。集まったものを、また市民の方に見ていただきます。そうしますと、市民の方が、あっ、そんな魅力もあるのだというふうにどんどん認識が広がっていきます。そして、その集まった魅力を束にして、「こが くらす」というのはどういうものだと。意味をしっかりと構築して、そしてその後武器として世の中に「こが くらす」という言葉を広めていって、古河市の魅力をいろいろなところでアピールしていきたいと思っています。 答弁は以上です。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 秋庭 繁議員の3回目の質疑を許します。 ◆9番(秋庭繁君) 針谷市長のほうから先ほど、それぞれ2,000万円、5,000万円、9,500万円とありましたけれども、やはり今多岐にわたって大変な状態が続いているということはありますよね。ただ、一つ一つの施策を見ても、最後に言われた廃プラスチックの問題でもそうですけれども、それぞれ使っているにしても、これは全ての農家に対するということにはならないのです。肥料や燃料の高騰対策ということになれば、やはりそこに直接、それぞれの農家が困惑している問題について手を差し伸べると、こういうことが必要なのではないかなと思います。そういう点では、これを合わせても2億円ちょっとという形になるとすれば、もう一つの水道料金であれば、水道のこの間の利益の中から出していくわけですから、一般会計や何かを含めて財政調整基金あるいは減債基金など、この間ため込んだ部分をもう少し吐き出してもいいのではないかと。あるいは、市民のために使うべき、そういう時期が今だと考えているから、そこはもう少し、市民がやはり、あっ、市は応援してくれているというところでの取組というのはひとつお願いできないかということです。 前に戻りますけれども、原副市長から言われた取組の中身は分かります。先ほど原副市長のほうにも、東京新聞のこの記事をお渡しさせていただきました。これは、お隣の八千代町がキッチンカーをつくって、八千代町で生産されている白菜や野菜、こういうものをもっと町民に知ってもらおうと。町民に知ってもらうことを通じて、それを今度は外に売り出していこうとキッチンカーを出したというのが1面トップでこんなに大きく載っていました。やはりこういう取組です。地味ではあるけれども、やはり古河市としてもそれぞれのところでこういう取組を始めていくというところが必要なのではないか。先ほど原副市長が言われたように、市の職員の皆さんが先頭になってそういう取組を始めていく、そのことがまずは大事なのではないか。市民にやはり気づいてもらう。それには市の職員が気づくということが大事だと思うので、ぜひそれらを大切にして、今後の古河市の魅力発信というか、古河市のブランド化というか、そういうものの取組の一助にしていただければと思います。 針谷市長にもう一度、もう少し踏み込んだ具体的な施策ができないのかどうか、その辺について伺って私の質疑とします。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 針谷市長。 ◎市長(針谷力君) 秋庭 繁議員の質疑に、以下お答えをさせていただきます。 こういったときこそ貯金を吐き出すべきであろうというふうな御意見でございました。古河市としては、財政調整基金をある意味吐き出して、具体的な事業展開を進めているところであります。後から国のほうの補助に、それが該当するかどうかは現時点でははっきり言って100%保証されているものではございません。その地域、その市、その町に応じて独自性を持ちながらいろいろ工夫をして、そして今現在のコロナ禍に対応してくださいという目的の下に補助をいただいているということですので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。 また、貯金を吐き出すべきというふうなお話でありましたけれども、秋庭 繁議員も御承知のとおり、古河市のある意味貯蓄率という言葉になるのでしょうか、県内で41番目であるということは御存知かと思われます。古河市としては随時、これまでもある意味貯蓄重視ではなくて、そのときそのときに必要な施策展開をしていたということの表れなのではないかと思っております。 以上、答弁とさせていただきます。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 以上で、秋庭 繁議員の質疑は終了いたしました。 以上で、通告による質疑は終了いたしました。 ほかに質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔質疑希望議員挙手〕 ○議長(鈴木隆君) 1名と確認をいたします。 14番落合康之議員の質疑を許します。 ◆14番(落合康之君) 今のやり取りをちょっと聞いていて、最終的に確認しなくてはならない。 私も市民に説明しなくてはならない立場にありますので。 まず、この8,500万円、他自治体と同様だというような御説明をいただきました。ただ、市民に説明するのに、何で8,500万円なの、ほかの自治体と一緒だからという説明は私はできませんので、積算根拠があればそれをお示しください。それが1点目。 それと、先ほど野沢企画政策部長がおっしゃっていた、地方創生臨時交付金が使える可能性があるということなのですが、この8,500万円のうち地方創生臨時交付金は何割ぐらい、金額にしてお幾らぐらい来る可能性があるのかを教えていただきたい。 あとは、この8,500万円という金額、予算が原副市長としては適正な金額であるとお考えかどうか。民間の感覚からしたときに、通常であれば、頑張ってもう少し交渉するというようなところもあると思うのですけれども、適正かどうかだけ教えてください。 ○議長(鈴木隆君) 執行部の答弁を求めます。 野沢企画政策部長。 ◎企画政策部長(野沢好正君) 落合康之議員の御質疑にお答えしたいと存じます。 まず、積算根拠でございます。予算を組んだ際に、この程度ということで積算をしたお話をさせていただきたいと思います。先ほど古川一美議員の答弁の中でもさせていただきましたプラニングとプロモーション、大きく2つございますということでありました。プラニングに関しては、現状分析とか、その中で意識調査、ワークショップ、そういったものをやる。あとは、ブランド価値、啓発ツールを制作する、基本戦略を策定する、そういったものを含めまして4,500万円ほどがかかるのではないかということで積算をしています。 それから、プロモーションのほうでございます。市内外へのPRや企業の独自提案、よその自治体も参考にしながら積算したところ、約4,000万円ということで、予算上でございますので、本当にアバウトになってしまっている部分はありますけれども、それで8,500万円という数字で積算しております。 続きまして、2点目の地方創生臨時交付金でございますが、現状としては実施計画を国に出しています。この8,500万円が全額通るような形で申請はしていますが、まだ結論が出ていませんので、何とも言えません。 あと、この8,500万円、予算で積算しましたけれども、先ほどの答弁の繰り返しになりますが、現在優先交渉事業者との仕様書の調整をしている最中でございまして、この金額が果たして幾らになるかというのはこれから具体的になってまいります。16日にございます議会の全員協議会の中で具体的な報告ができればなと思っていますが、そこまでに契約ができるかどうかというのは、今のところはちょっと何とも言えないところがございまして、契約ができてくればもっと具体的な数字は出てくると思います。 以上でございます。 ○議長(鈴木隆君) 次に、原副市長。 ◎副市長(原徹君) 先ほどの落合康之議員からの御質疑にお答えいたします。 この8,500万円の金額が適正かというようなお話でしたけれども、私自身の広告の仕事をしていた中で考えれば、まず今回やろうとしていること、まずは市内でいろいろな形で市民の方の意見を聞いて、市内が盛り上がる、盛り上げていくということで必要なお金は少なくともこの金額ぐらいは要るだろうというような感覚でおります。もちろんこの後他の県等に対していろいろなPRをやっていくことに関しましては、当然メディアを使ったり、そういうプロモーションをやったりということで、もっともっとお金がかかる状況ではございますが、まずはしっかり土台をつくるためにはこの8,500万円というのは少なくとも必要だと考えております。 以上です。 ○議長(鈴木隆君) 答弁は終わりました。 よろしいですか。 以上で、挙手による質疑は終了いたしました。 これにて質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております認定第22号については、会議規則第37条第3項の規定により常任委員会付託を省略いたしたいと存じます。これに御異議ございませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託を省略することに決しました。 これより討論に入ります。 討論を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 討論なしと認め、以上で討論を終結いたします。 これより認定第22号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は承認することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は承認することに決しました。 △日程第9 報告第23号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第24号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第25号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について      報告第26号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第9、報告第23号ないし報告第26号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について、以上4件を一括して議題といたします。                                               〔報告は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 報告第23号から報告第26号 和解及び損害賠償の額の決定についての専決処分の報告について御説明申し上げます。 報告第23号につきましては、公用車を市営住宅の駐車スペースに後進したところ、駐車中の相手方車両に接触したもので、交通事故による損害賠償について、車両修繕費の10割を市の損害賠償の額とすることで相手方と示談したものであります。 報告第24号につきましては、歴史博物館搬入口付近に駐車していた公用車を後進させたところ、駐車中の相手方車両に接触したもので、交通事故による損害賠償について、車両修繕費の10割を市の損害賠償の額とすることで相手方と示談したものであります。 報告第25号につきましては、ショベルカーを積載した回送車が方向転換したところ、ショベルカーのアームが民家のカーポートに接触し、屋根を破損したもので、交通事故による損害賠償について、修繕費の10割を市の損害賠償の額とすることで相手方と示談したものであります。 報告第26号につきましては、相手方所有の住宅へ公用車で行った際、車両のドアを開けたところ玄関ポーチタイルと接触したもので、交通事故による損害賠償について、修繕費の10割を市の損害賠償の額とすることで相手方と示談したものであります。 以上4件につきまして、地方自治法第180条第1項の規定に基づき専決処分しましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。 ○議長(鈴木隆君) 以上で説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 発言通告書による質疑はありませんでした。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 報告第23号ないし報告第26号は地方自治法第180条第2項の規定に基づく専決処分の報告でありますので、御承知おき願います。 △日程第10 議案第73号 古河市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第10、議案第73号 古河市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについてを議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 議案第73号 古河市教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて提案理由を申し上げます。 本案は、古河市教育委員会委員篤綠氏が令和4年12月19日をもって任期満了となりますが、引き続き同氏を任命いたしたく、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意を求めるものであります。 参考資料として同氏の履歴を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 これより質疑に入ります。 発言通告書による質疑はありませんでした。 質疑を希望する議員の挙手を求めます。          〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 質疑なしと認め、以上で質疑を終結いたします。 お諮りいたします。本件は人事案件でありますので、慣例に従い常任委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することにいたしたいと存じます。これに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は常任委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより採決に入ります。 議案第73号を採決いたします。 お諮りいたします。本件は同意することに御異議ありませんか。          〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(鈴木隆君) 御異議なしと認めます。よって、本件は同意することに決しました。 △日程第11 議案第74号 古河市職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について       議案第75号 督促手数料廃止に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について       議案第76号 古河市手数料条例の一部改正について       議案第77号 古河市印鑑条例の一部改正について       議案第78号 古河市福祉、保健及び医療に関する施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について       議案第79号 古河市公民館利用条例の一部改正について       議案第80号 お休み処坂長指定管理者の指定について       議案第81号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第6号)       議案第82号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)       議案第83号 令和4年度古河市古河福祉森診療所特別会計補正予算(第2号)       議案第84号 令和4年度古河市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)       議案第85号 令和4年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)       議案第86号 令和4年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)       議案第87号 令和4年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)       議案第88号 令和4年度古河市水道事業会計補正予算(第2号)       議案第89号 令和4年度古河市下水道事業会計補正予算(第2号) ○議長(鈴木隆君) 次に、日程第11、議案第74号 古河市職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてないし議案第89号 令和4年度古河市下水道事業会計補正予算(第2号)、以上16件を一括して議題といたします。                                               〔議案は本会議録末尾に掲載〕 ○議長(鈴木隆君) この際、提案理由の説明を求めます。 針谷市長。          〔市長針谷 力君登壇〕 ◎市長(針谷力君) 議案第74号 古河市職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について提案理由を申し上げます。本案は、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の定年を引き上げるとともに、管理監督職勤務上限年齢制、定年前再任用短時間勤務制を導入するなど、関係条例を整理するものであります。 議案第75号 督促手数料廃止に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について提案理由を申し上げます。本案は、督促手数料の廃止に伴い、関係条例について整備を行い、附則で定める日から施行するものであります。   議案第76号 古河市手数料条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、個人番号カードによる各種証明書のコンビニ交付の促進及び価格高騰対策として令和5年6月末まで手数料の値下げを行うため、所要の改正を行い、令和5年2月1日から施行するものであります。あわせて、多機能端末機については、他自治体が設置する端末機も対象とするため、所要の改正を行い、公布の日から施行するものであります。 議案第77号 古河市印鑑条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、多機能端末機の設置主体の規定について、他自治体が設置する多機能端末機も対象とするため、所要の改正を行い、公布の日から施行するものであります。 議案第78号 古河市福祉、保健及び医療に関する施設の設置及び管理に関する条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、令和5年3月31日をもって古河市尾崎国民健康保険診療所を閉所するため、所要の改正を行い、令和5年4月1日から施行するものであります。 議案第79号 古河市公民館利用条例の一部改正について提案理由を申し上げます。本案は、公民館使用料に関する規定について、納付方式の見直しを行うなど所要の改正を行い、公布の日から施行するものであります。 議案第80号 お休み処坂長指定管理者の指定について提案理由を申し上げます。本案は、古河市公の施設指定管理者選定審議会からの答申を受け、指定管理者の指定候補者を選定しましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、議会の議決を求めるものであります。 議案第81号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第6号)から議案第89号 令和4年度古河市下水道事業会計補正予算(第2号)まで一括して提案理由を申し上げます。 まず、議案第81号 令和4年度古河市一般会計補正予算(第6号)につきましては、既定の予算総額に歳入歳出それぞれ12億730万円を追加し、予算総額をそれぞれ571億6,950万円とするものであります。 歳入歳出の主な内容につきましては、エネルギー、食料品等物価高騰の影響を受けた施設等に対する給付金の支給に要する経費を計上するほか、障害福祉介護給付等事業に要する経費、新エネルギー機器導入に対する補助に要する経費、校務システムの整備に要する経費等について所要の補正を行うものであります。 次に、「第2表 繰越明許費補正」につきましては、年度内での完了が困難な事業について設定するものであります。 「第3表 債務負担行為補正」につきましては、令和5年4月1日から開始しなければならない業務について、本年度中に契約行為等の準備を認めていただくための設定を行うものであります。 地方債の補正につきましては、事業費の追加により、「第4表 地方債補正」により補正するものであります。 議案第82号 令和4年度古河市国民健康保険特別会計事業勘定補正予算(第2号)につきましては、過年度返還金の増額等に伴い、所要の補正を行うものであります。 議案第83号 令和4年度古河市古河福祉森診療所特別会計補正予算(第2号)につきましては、160万6,000円を追加するもので、オンライン資格確認システム導入に要する経費等について所要の補正を行うほか、債務負担行為の設定を行うものであります。 議案第84号 令和4年度古河市後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)につきましては、593万7,000円を増額するもので、これは負担金の確定に伴い、所要の補正を行うものであります。 議案第85号 令和4年度古河市介護保険特別会計保険事業勘定補正予算(第3号)につきましては、191万7,000円を増額するもので、これは包括的支援事業・任意事業に要する経費について所要の補正を行うほか、債務負担行為の設定を行うものであります。 議案第86号 令和4年度古河市農業集落排水事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、1,315万4,000円を増額するもので、これは燃料価格高騰に伴う光熱水費の増額について所要の補正を行うほか、債務負担行為の設定を行うものであります。 議案第87号 令和4年度古河市古河駅東部土地区画整理事業特別会計補正予算(第2号)につきましては、148万8,000円を増額するもので、これは地代家賃補償費の増額について所要の補正を行うほか、債務負担行為の設定を行うものであります。 議案第88号 令和4年度古河市水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、まず収益的収入及び支出でありますが、収入では既決予定額に900万1,000円を増額し、26億9,535万9,000円とするもので、思川浄水場維持管理負担金の増額補正であります。 支出では、既決予定額に7,770万円を増額し、26億4,881万1,000円とするもので、電気料の高騰に伴う水道施設動力費等の増額補正であります。 次に、債務負担行為でありますが、主に令和5年4月1日より行う業務について債務負担行為の設定を行うものであります。 議案第89号 令和4年度古河市下水道事業会計補正予算(第2号)につきましては、まず収益的収入及び支出でありますが、収入の既決予定額から4,621万9,000円を増額し、33億5,006万4,000円とするもので、動力費の増額に伴い、一般会計補助金を増額補正するものであります。 支出では、既決予定額から5,009万5,000円を増額し、33億4,583万4,000円とするもので、電気料の高騰に伴い、汚水処理施設の動力費を増額補正するものであります。 次に、債務負担行為でありますが、令和5年4月1日より行う業務について債務負担行為の設定を行うものであります。 以上、議案第74号 古河市職員の定年引上げ等に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についてから議案第89号 令和4年度古河市下水道事業会計補正予算(第2号)までの提案理由とさせていただきます。 別添のとおり参考資料を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。 ○議長(鈴木隆君) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。 △日程第12 散会の宣告 ○議長(鈴木隆君) 以上で、本日の日程は全部終了いたしました。 本日は、これにて散会いたします。          午前11時23分散会...